前向き 外向き 自然体

「いま、ここ」にスポットライトを当てる大学職員の日常を記録します。 since 2009


にほんブログ村
↑ クリックしてみてください(^_-)-☆

今日(1月3日)の読売新聞朝刊に「日本の針路」というテーマでフランスのジャック・アタリ氏のインタビュー記事があった(1・2面)。

アタリ氏は「日本の将来について極めて楽観的」で、その理由として多額の貯蓄のほかに優れた大学の存在をあげている。

2年ほど前、政府の経済財政諮問会議や教育再生会議等で盛んに大学改革の議論を行っていた。小泉内閣の成長戦略の一環だったハズだ。

当時、管理人は「山形大学の将来構想」の作成を担当してて、上記の議論にはかなり注目していた。

結果的には将来構想と第二期中期目標・計画の作成に大きな影響を及ぼした。

その後、民主党が政権をとったが同党の政策にはマニフェスト段階から高等教育に関する記述がなかった。先月の事業仕分けでは、科学技術や産学官連携の予算も軒並み縮減や廃止とされ、多くの大学人たちが抗議の声を上げたことは記憶に新しい。

で、何を言いたいかというと、

「国はもっと大学、高等教育のことを真剣に考えるべきだ」


ということ。

これは何も管理人自身が大学で働いているからというわけではなく(若干あるが)、外国人の識者(?)に言われるまでもなく、日本の将来は、知識社会を生きるヒトつくり(教育)と科学技術、あらゆる分野でのイノベーション(研究)しかないと思ってるからだ。

そーいえば、やはり2、3年前に文部科学省の次官経験者(×うちの学長)が、新聞紙上で「日本は明治時代から初等中等教育に重点をおいてきたが、これからは高等教育にシフトし予算も重点化すべき」って感じの主張をしていた。

まったく同感である。

小・中学生の教育が大事でないとは言わないが、明治の国民教育から現代の市民教育へと時代は変わってきてて、市民教育の場面では、親の出番が大事なんじゃないかなぁ、と考えている。

息子たちの冬休みの宿題の進捗状況すら把握してなくてあまり大きなことは言えないのですが。。。{/まいった/}

年末年始休み最後の今日は朝の散歩(2時間)からスタートした。
散歩後はゆっくり読書でもして過ごそうと思ってたんだけど、昨日公園ゲレンデで滑って調子にのった下の子から「スキー場へ連れてけ!」とせがまれた。

仕方なく、昼から家族全員で蔵王猿倉スキー場へ行ってきた。

予想以上のパウダースノーで気持ちよい初滑りとなった。

今年のモットーは「向上心」とした。

はい、このとーり書初め済↓



で、今年も書斎とリビングに貼り付けた。

家族の反応は、

「はいはい{/悲しい/}」

って感じ。


人生の正午のおじさんが「向上心もないか・・・」と思ったけど、息子たちと共有するなら「まぁいいか」と決めた次第である。

それっと、「向上心」といえば、一昨年に(独)国立大学財務・経営センターのメルマガに「向上心のない職場には魅力を感じない」という恥ずかしいタイトルで寄稿したことがあった。





今日は書初めの後、下の子にスキーをさせたり、

(経費削減のため、近所の公園でスキーさせるの図↓)



市内の護国神社に初詣に行った↓





明日で年末年始の休暇が終わってしまう。

そろそろ仕事モードに移らねば・・・。

↑このページのトップヘ